前回の筋線維の種類は解剖学的な要素が大きかったですが, 今回は生理学的な範囲も含まれてきます.
解いてみてまだ難しそうであれば, 4回に渡ってまとめた「筋の構造と機能」をもう一度復習してみてください.
それでは早速, 国家試験問題を一問一答形式で解いてみましょう!!
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1. タイプⅡ線維と比較して, タイプⅠ線維にはミオグロビン量が少ない
2. 赤筋では白筋に比較して, ミトコンドリアを多く含む
3. 赤筋は白筋に比較して, 易疲労性がある
4. 赤筋は白筋に比較して, 収縮速度が遅い
5. 赤筋は白筋に比較して, ミトコンドリアが少ない
6.筋収縮時には筋小胞体からカリウムイオンが放出される
7.赤筋は白筋に比較して持続的緊張に適している
8. 刺激はT管系を通じて筋線維内へ伝えられる
9. 赤筋は白筋に比較して, 毛細血管が密である
10. 筋収縮時には筋小胞体からカルシウムイオンが放出される
11.疲労しやすいのは白筋である
12.毛細血管が密なのは赤筋である
13.白筋はミオグロビン含有量が多い
14. 白筋の単収縮の速度は速い
15. 白筋は抗重力筋に多い
16. 白筋にはATPが多い
17. フィラメントの滑走により筋収縮が起こる
18.タイプⅡa線維の単収縮速度は遅い
19.筋収縮時には筋小胞体からナトウムイオンが放出される
20. 赤筋は白筋に比較して, グリコーゲン含有量が少ない
21. 赤筋は白筋に比較して, 直径が大きい
22. タイプⅡb線維の解糖活性は高い
23. 筋収縮によって熱を産生する
24.カルシウムイオンは筋収縮のエネルギー源
25. 赤筋は白筋に比較して, 解糖系酵素活性が低い
26. タイプⅡbは抗重力筋に多い
いかがでしょうか.
まだ少し難しいかもしれませんね.
少しずつ克服していきましょう
正解と解説はこちらから
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解答_解説.pdf
いかがだったでしょうか.
前回, 今回と2回続けて, 国家試験問題を一問一答形式で一言ずつ解説してきました.
自分の実力をはかることができたのではないでしょうか.
次回はまた戻って, 筋の構造と機能の第五回, 「骨格筋の種類と筋張力」についてまとめていきたいと思います!
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